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11月特集:“目力”UP!目の下のクマ対策
目元が若々しくなるだけで、顔全体の印象は
イキイキと輝いてきますね。
ですが、目の下にクマができていると、
疲れた表情に見えたり、実年齢より老けて見られ
マイナス印象を与えてしまうことも。

自分のクマの種類、原因を見極めて
スッキリとした目元を取り戻しましょう。
あなたのクマの種類はどれ?
目の下のクマは、原因が異なる3つのタイプに分けることができます。化粧品だけでなく、スキンケアや生活習慣を見直して解消を目指しましょう。
青クマ:血行不良によるタイプ 青クマ:血行不良によるタイプ
青クマ
目元は毛細血管が多く皮膚も薄いため、血液の循環が悪くなりうっ血して青く見える血行不良が原因です。睡眠不足や疲れ、ストレス、身体の冷え、首の凝りなどが血行不良となるほか、眼精疲労やドライアイなどの影響もクマの原因といわれているので気をつけましょう。
茶クマ:色素沈着によるタイプ
茶クマ
紫外線やメイクオフなどの摩擦、肌に合わない化粧品やメイクによるダメージなど、さまざまな刺激によりメラニン色素が増えて沈着することが原因といわれています。花粉症やアレルギーによる目の痒みなどで、無意識に擦ってしまう人も注意が必要です。
黒クマ:加齢によるタイプ
黒クマ
生まれつきの骨格や加齢によるまぶたの皮膚のたるみや、眼球の周りの脂肪がはみ出して下まぶたがふくらみクマのように見えます。また、年齢と共に衰える皮膚のハリや深まるシワが原因ともいわれています。青クマ、茶クマと重なっているケースが多く、毎日のスキンケアでハリや弾力を維持するエイジングケアを取り入れた予防も必要です。
タイプ別解消法
青クマ 疲労回復&冷え対策
血行不良の原因といわれる睡眠不足、首の凝り、眼精疲労、身体の冷えの解消を行いましょう。特に、十分な睡眠で疲労回復を図ることが大切です。
睡眠
午後10時から午前2時は肌の修復が行われる「肌のゴールデンタイム」といわれ、この時間に寝ると良いといわれていますね。生活スタイルで午後10時~午前2時が難しい方は、午前0時を目指すようにするのもよいでしょう。
また、6時間以上の睡眠を、毎日規則正しく同じ時間に繰り返すことが良いようです。
入浴
入浴で体を温めることは血行を促進し、リラックスや睡眠を促すほか、目の下のクマ解消にも効果的です。肩までつかる全身浴は、疲労回復・冷えや肩こりの改善に、みぞおちあたりまでつかる半身浴は、冷え性の改善・新陳代謝アップや腰痛に効果的です。
どちらもぬるめのお湯(38℃くらい)に15~20分程度入るようにすることをおすすめします。
ホットタオルパック
目の周りを蒸したタオルで温めて、その後冷たいタオルをあてて冷やします。それぞれ30秒ずつ交互に2~3回行うことで血流が活発になり、目の周りの疲れを和らげることができます。
蒸しタオルは、ハンドタオルを使うと手軽にできます。
濡らしてレンジで温めると簡単にできます
(火傷にご注意ください)。
茶クマ 代謝促進&メラニンを排出
毎日のスキンケアや日常生活で、無意識に擦るなど刺激を与えていませんか?
クレンジングでメイクオフするときは、指先に力を入れず汚れを浮き上がらせるように意識し、優しくなじませるように注意が必要です。長期間の慢性的な刺激は、肌に思いのほかダメージを与えますので自分のスキンケアのくせを見直すと良いでしょう。
毎日のお手入れを見直して、美白対策のお手入れをプラスすることも必要です。
新陳代謝(ターンオーバー)を正常に保つように努めること も大切です。肌の新陳代謝が正常に保たれていれば、肌表面の古い角質と一緒にメラニン色素も排出されますが、肌に合わないお手入れや無防備に紫外線を浴びたり、体調不良などの影響で新陳代謝(ターンオーバー)が乱れると、メラニン色素が排出されず停滞したままに・・・。

毎日のお手入れを見直して、美白対策のお手入れをプラスすることも必要です。
黒クマ  ハリ&弾力を補う
体の筋肉と同じように顔の筋肉も衰え、肌の弾力が失われてきます。表情筋を鍛えると肌の代謝もアップしてきます。普段、動かさない目の周りの筋トレで“目力”もUP!
年齢と共にハリ、弾力を維持するコラーゲンや
ヒアルロン酸が減少してきます。潤い肌を維持するために、積極的にエイジングケアを取り入れたスキンケアに気を配り、予防を行ないましょう。

目の周りは皮膚が薄く、皮脂量も少なく乾燥しやすい部分だけに、保湿力を高めることが大切です。基礎化粧品を使うときも、先に目元に与えてから顔全体へ与えます。
その後もう一度、目元は薬指を使って丁寧にのせるようにシッカリ保湿しましょう。

体の筋肉と同じように顔の筋肉も衰え、肌の弾力が失われてきます。表情筋を鍛えると肌の代謝もアップしてきます。普段、動かさない目の周りの筋トレで“目力”もUP!
Point:目の周りの表情筋トレーニング
大きく口を動かし「あ、い、う、え、お」と発声します。
「あ」のときは口を大きく開き、「い」のときは口を横にしっかり広げるようにします。大きく口を動かしながら、目を大きく開いてみましょう。
また、眉毛を上下に意識して動かしてみるのもよいでしょう。
目を痛くなるくらいギュッと思いっきり閉じ、次に大きくパッチリと開きます。
1日に何回か試しても良いですね。
目元は、顔の印象を左右します。いつまでも魅力的な目もとを保つために、バランスの取れた食生活や規則正しい生活習慣はかかせません。トラブルを予防しダメージを蓄積させない環境づくりを心がけていきましょう。