シミでお悩みの方へ

原 因

シミとは、表皮内に蓄積されたメラニン色素で黒く見えている部分のことです。
本来、メラニンは、紫外線の刺激から体を守るための防御反応のひとつで、表皮の一番下の基底層に点在するメラノサイトという細胞でつくられます。ところが、紫外線などの刺激を過剰に受けるとメラニン色素も過剰に生成されるため、排出しきれずに残ってシミになります。また、ターンオーバーの乱れはメラニンの排出を滞らせるため、やはりシミの原因となってしまいます。
メラニンが増産される原因には、紫外線以外に内的要因(加齢、ストレス、ホルモンバランスの乱れなど)と、外的要因(化学的刺激、物理的刺激)などがあります。化学的刺激の一つに化粧品がありますが、例えば、鉱物油など配合されている油性成分の性質や量によっては肌に刺激となり、メラニンを増産させてしまいます。また、ニキビや肌荒れなど、炎症を起こした部分が色素沈着し、痕(シミ)になる場合もあります。

How Toスキンケア シミは、「予防とケア」の両方が必要です。正しいスキンケアで肌のターンオーバーを正常にし、メラニンの排出を促して、明るく透明感のある素肌を目指しましょう。

  • Point.1 洗顔でクリアな肌に

    メイク落としには、メイクなどの油汚れを落としながらも必要なうるおいは残す、クレンジングクリーム(洗い流すタイプ)がおすすめ。顔全体をなでるように馴染ませたら、洗い流します。メイクを落としたら、弱アルカリ性の固形石けんをよく泡立てて、洗顔します。肌はアルカリ性に傾くと古い角質が浮きやすくなり、メラニンを含む古い角質も無理なく落とすことができます。きめ細かい弾力のある泡で、肌を擦らずやさしく洗いましょう。すすぎは水に近いぬるま湯(32度くらい)で丁寧に。

  • Point.2水分補給&保湿は丁寧に

    角質層の奥まで浸透する化粧水を使い、両手のひら全体で肌をやさしく包むようにつけましょう。手の甲が肌に吸いつくまで、繰り返し重ねづけします。水分補給後は、与えた水分を逃さないために美容液やクリームなどで保湿します。肌のうるおいを保つことは、ターンオーバーをスムーズにする上でとても大切です。また、シミケア向けのアイテムは積極的に取り入れましょう。

  • Point.3油分が少ない軽いメイクを

    肌に負担をかけないよう、油分の少ない、洗顔で簡単に落とせるメイク品を選びましょう。鉱物油のように洗っても落ちにくい油や、油分の多いメイク品は美肌を演出できても素肌にとっては大きな負担に。ターンオーバーの乱れにもつながるため、メラニンがスムーズに排出されず、シミをつくる原因になります。

  • Point.4徹底的にUV対策を

    季節や室内外を問わず、紫外線対策を。日焼け止め化粧品は、紫外線散乱剤が主成分で油分の入らない、石けんで簡単に落とせるタイプがおすすめです。ムラなく均一につけましょう。粒子の細かいパウダーを重ねづけすると、肌に負担をかけることなく紫外線予防効果もアップします。数時間おきにつけ直すこともお忘れなく。

  • Point.5肌に刺激を与えない

    シミの部分は、ちょっとした刺激に反応してすぐにメラニンをつくろうとするため、肌に刺激を与えないことが重要です。乾燥した肌も刺激を受けやすいため、スキンケアでの洗いすぎや、水分不足で乾燥させないように気をつけましょう。

+ 美 Style

肌を正常なターンオーバーに導くことは、シミケアそのものといえます。
スキンケアや紫外線対策以外に、ストレス発散、良質な睡眠、適度な運動、
食生活や生活習慣などを見直し、体の内側からターンオーバーを整えることも
大切です。食生活では、抗酸化やメラニン生成抑制、ターンオーバーの正常化が
期待できるビタミンCをはじめとするビタミン類にリコピン、ポリフェノールを
含む食材は積極的に摂り、バランスの良い食事を心がけましょう。
また、外出するときは、帽子や日傘、UVカット加工されたメガネなどを
活用しましょう。

シミに悩むあなたに・・・Pick Upピアベルピア

  • クレンジング/洗顔

    クレンジングクリーム ピアベルピアソープ OR Qソープ

  • 化粧水

    ソフティーローション ローション

  • 保湿/美容液

    ビューティエッセンス しっとりミルキー

  • UVカット/メイクアップ

    ラベンダーノンオイルUV カラー(水おしろい) フェースパウダーUV

  • プラスケア

    パック マリンパック コンパクトUV

  • 美容アドバイザーに相談する※ログインが必要です
  • シミPick Upアイテムへ