開発ストーリー

Story-01:シミの原因は鉱物油

石油を精製してできた油「鉱物油」は、本当に肌に対して安全なものなのでしょうか?ピアベルピアが、その鉱物油を使わない化粧品開発にこだわった理由とは・・・

落ちにくい鉱物油がシミをまねく

落ちにくい鉱物油がシミをまねく

「シミ」と「日焼け」を同じものだと思っていませんか?これは明確に違います。

「日焼け」というのは、紫外線から身体の中を守ろうとしてメラニン色素が増える生体反応。日光に当たる以上、この現象は防げません。

一方、ピアベルピアが「シミ」の原因の一つと考えている「油焼け(1)」というのは、普通の洗顔では落ち難い化粧品を長年使い続けたり、化粧品に含まれる多量の油分がついた肌で日光に当たって黒くなることをいいます。

違いの見極め方?
それは、「日焼け」は秋・冬になれば元に戻りますが、「油焼け」をした肌は、季節が変わってもくすんだままの状態です。そのくすみの原因である「油焼け」を繰り返していくうちに、シミなどの肌トラブルをまねくことに…

日々お使いの化粧品成分やスキンケア方法に気をつければ、この「油焼け」は回避できるのです。

1 :精製度の低い鉱物油中の不純物が原因で色素沈着などの皮膚トラブルを起こしたもので、今では精製度があがり、その原因にはならないといわれています。しかし、私たちの体験では、鉱物油のような落ちにくい油や、鉱物油以外の油でも多量に配合した化粧品をつけて紫外線にあたる機会が多い人ほど、頻繁に「油焼け」と同じようなトラブルを起こしていることが分かります。

無鉱物油との戦い

無鉱物油との戦い

鉱物油は成分が安定していて変質の心配がなく、メイク品などに配合すれば肌に均一に伸ばせます。でも、肌に負担をかけてトラブルをまねくスキンケアは無意味だと、ピアベルピアは考えました。その結果、創業当初から鉱物油無配合の化粧品づくりにこだわり続けています。

鉱物油を入れてしまえば製造は簡単です。例えばルージュに鉱物油を使えば温度に左右されず硬さは一定しますが、ピアベルピアのルージュは動・植物油を使っているため、暖かいところに置くと柔らかくなります。

黒ずみのないキレイな唇でいてほしいから、ピアベルピアでは鉱物油をいれることはできないのです。

洗っても落ちにくい鉱物油を塗り続けることが、肌トラブルの原因

洗っても落ちにくい鉱物油を塗り続けることが、肌トラブルの原因

油がたっぷり入った、付着性が強く落ちにくいファンデーションなどを塗り続け、皮膚表面の汚れや古い角質が洗い流せないままでいると、角質層に水分が浸透しにくくなります。

また、余分な皮脂や汗などが皮膚の正常な排泄機能を妨げる心配があり、さらに肌荒れをまねく可能性すらあります。
このような状態では当然、素肌の健康に影響が及ぶことにもなりかねません。

そして、多くのお客様の体験では、塗り続けた結果「肌が乾燥する」「シミ・くすみ、小じわが気になる」「年齢より老けて見える」等の声を聞きます。このような声からも、化粧品の汚れや古い角質は、きっちり洗い落とすことが大切ということが分かります。

そして、そのための洗顔では、できるだけやさしい力で肌表面を傷つけずに、きちんと落とせることが理想となります。
ですから、化粧品に配合されている油分に、充分に気をつけて欲しいのです。

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