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1月特集 ベビー&キッズの肌ケア
冬本番のこの時期。肌の乾燥が気になるのは、
小さなお子様も同じですね。
カサカサになってしまった肌をかきむしる姿を
目にすると、何とかしてあげたいと思うのが親心。

肌の乾燥がひどくなると痒みが起こるので、
その前にママの愛情でしっかり守ってあげましょう。
ナゼ…?キッズの肌ケアが必要なワケ
子供は新陳代謝が活発なため乾燥とは無縁と思いがちですが、小学生くらいまでは分泌される皮脂量が少ないので、乾燥肌になることは珍しくありません。

その上、皮膚の厚さは大人の半分から3分の1程度と薄く、刺激を受けやすくなっています。
kids&baby皮膚の構造
肌を乾燥から守るためには、徹底した保湿が大切です。
自分でクリームなどを塗らないお子様に代わって、
ママが気を配り、毎日しっかりと保湿ケアをしてあげてくださいね。
ちょっとした気配りがママの愛情
バスタイムケア
1

身体を洗いすぎないことが大切です。
洗浄剤をよく泡立てて手のひらいっぱいに泡を作り、
泡で身体をなでるように優しく洗って、しっかり洗い流すようにします。
2
乾燥や粉ふきがおさまらない時は、洗浄剤を使って身体を洗うのを3日に1回くらいに減らしてみましょう。 お湯に浸かったり流すだけでも、汚れはある程度落ちています。
3
お湯の温度は38~39℃が目安です。大人には平気なちょっと高めの湯温でも、皮膚が薄い子供の場合は肌のうるおい成分が失われてしまいます。
お風呂あがりのケア
1

身体についた水気は、こすらずタオルで吸い取る
ように優しく押さえてください。肌に残った水分は、
皮膚本来の水分を一緒に蒸発させるので、さらに乾燥の原因につながります。
2
肌の乾燥が気になるお子様は、お風呂からあがったら、皮膚の水分が逃げない内に保湿ケアをおすすめします。セラミドなどの保湿成分が多く配合されたQローションで水分を補給し、うるおいを逃さないためにQクリームなどで保湿をします。乾燥の度合いによってはQオイルをプラスしましょう。肌がしっかりと保護されます。
  ピアベルピアアイテムの油分には鉱物油を使用していないのでつけた時はベタベタでも、時間がたつと肌になじみサラッとした使用感に変わります。
スキンケアチェックのPoint
  ひじやひざの内側など比較的皮膚が薄い部分は重点的に。
  外気にさらされている頬や手のひらもお忘れなく。
  お腹やお尻など、衣類との接触が多い部分も、痒みの原因に。
3
肌状態によっては、時間がたつと粉をふくように乾燥していることがあるので、気づいたらコマメに2の保湿を繰り返しましょう。とにかく、肌を乾燥させないことが第一です。
化粧品を子供の肌に使うことに抵抗を感じるかたもいらっしゃいますが、肌の水分を逃がさないためにも保湿はとても大切です。スキンケアには、防腐剤・合成界面活性剤・鉱物油・香料・着色料など、肌に刺激になるような余分なものが入っていないアイテムを選ぶと安心ですね。
日常生活ではこんなところも!
1

暖房や乾燥している外気、冷たい北風なども、
肌が乾燥しやすい原因のひとつ。
環境を整えることも乾燥対策になりますね。暖房の連続使用を避けたり、加湿器を使うなどで湿度を一定に保つ工夫が必要です。
2
肌への刺激をさけるために、タオルやパジャマ、肌着などは柔らかい木綿などの天然素材のものを用意しましょう。毛布などの寝具も、静電気がおきにくい素材を選ぶとよいですね。
 
乾燥がひどい場合は皮膚科医に相談することをおすすめします。  
肌の乾燥が進むと皮膚のバリア機能が損傷を受け、雑菌や細菌・アレルギー物質などが侵入しやすくなります。こうなると、肌が刺激を受けて敏感に反応するようになるので、乾燥がひどく進行しないよう気をつけてあげてくださいね。ママの愛情はコマメな保湿ケア。お子様とスキンシップを取ることで、コミュニケーションも深まることでしょう。